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学習塾市場
個別指導塾市場は参入飽和状態
 学習塾市場は依然1兆円規模の市場ではありますが、大手塾と中小塾との格差が広がる傾向にあります。また、個別指導塾は近年増加の一途を辿り、参入飽和状態で価格競争により単価は下落、収益を低下させているのが現状です。今後一層これらの傾向が顕著となり、特に小・中対象に運営されている場合、新規での生徒確保が困難な現状を打破するべく、何か自社の強みに特化する多角化・他社との差別化が急務となります。
データで見る学習塾市場の現状と今後
 近年の企業統計を見ると学習塾の数自体は減少傾向にあります。左のグラフを見れば分かるように、2007年度予測と2004年度を単純に比較すると3年間で約2,000の減少となっています。
 統計調査は増減結果の数値ですので、廃業事業所と新設事業所との差がこの数値となるのです。 もっと細かく見てみると2004年度調査によれば廃業事業所数は10,578、逆に新設事業所は9,706と約20%がこの間に入れ替わっていることになるのです。
ただ生き残るのではなく勝ち続ける塾へ
 そうした中で、これから生き残っていくにはどうすれば良いのでしょうか?
 ただ生き長らえるだけの事業を誰しも望んではいないでしょう。
 できれば自分は勝ち残っていきたい、事業規模を拡大させたいと考えているはずです。
 ただそうは言っても「いままでこれでやってきたから」「このやり方でやってこれたから」と今までのしがらみから抜け出せないケースが多いのも事実です。
 しかしその反面、内心「このままではいけない」と考えているのもまた事実なのです。 この大淘汰時代において、今ある資源を最大限に生かし、できるだけリスクを伴わず売上を拡大する戦略を模索してみてはいかがでしょうか。ただし、これは安易に事業の方向転換や投資等を勧めている訳ではありません。ただ今一度、自塾における“資源”とは何かを考えてみる良い機会だと思うのです。
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